巻き爪は「歩き方」や「靴」だけじゃない?実は体質や血流も関係しています
巻き爪の原因というと、「ヒールやきつい靴を履いている」「爪を切りすぎた」「歩き方が悪い」などがよく知られています。もちろんそれらも大きな要因ではありますが、実はあまり知られていないもうひとつの視点があります。
それが、冷えや血行不良などの体質的な要素です。
血流が悪いと爪はどうなる?
私たちの爪は、皮膚と同じように毛細血管から栄養をもらいながら、少しずつ伸びていきます。ところが、手足の先は血流が滞りやすく、特に冷え性の方や運動不足の方は、爪の成長が弱くなったり、硬く変形したりしやすい傾向にあります。
血の巡りが悪くなると、爪が外側に広がろうとする力が足りなくなり、結果として爪が内側に巻き込んでしまう…つまり巻き爪になりやすくなるのです。
さらに、加齢や体質でもともと爪が薄くて柔らかい方も、圧に負けて巻いてしまうことがあります。
靴や爪の切り方だけでは解決できないケースも
もちろん、靴の見直しや正しい爪の切り方もとても大切です。しかし、それだけでは改善しないケースも少なくありません。
「気をつけているのに、また巻き始めてきた」「痛みがぶり返す」といった方は、もしかすると体の内側に原因があるかもしれません。
鍼灸師が施術を担当。冷えや体質もふまえた巻き爪ケアを
当店の巻き爪補正は、鍼灸師の国家資格を持つスタッフが担当しています。施術者は冷えや血行不良といった体の状態にも詳しく、必要に応じて鍼灸での対応も可能です。巻き爪の背景にある体質や生活習慣が気になる方も、安心してご相談いただけます。
使用するのは、透明で目立たず、痛みの少ない補正器具「クリップオン」。爪を削らずに装着でき、歩行や入浴など普段通りの生活ができるのが特徴です。無理なく巻き込みを緩和し、再発防止にもつながるケアが可能です。
まとめ|「なんとなく気になる」段階でもご相談を
巻き爪は、悪化するほど治療も長引き、生活の質にも大きく影響します。ですが、「これくらいなら大丈夫」と我慢される方も多くいらっしゃいます。
「ちょっと巻いてきたかも」「痛みはないけれど見た目が気になる」といった段階でも、早めのケアが改善の鍵となります。
巻き爪補正に加えて、冷えや血流の悪さなどが気になる方には、鍼灸による体質ケアのご提案も可能です。巻き爪だけでなく、足元から全身の健康を整えたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。