「深爪になってしまった」「爪の端を切り過ぎてしまった」──そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
一見すると小さなことのようですが、爪を切り過ぎると痛みや炎症だけでなく、巻き爪や化膿のリスクにもつながります。今回は、爪を切り過ぎてしまったときの正しい対処法と、今後の予防についてまとめます。
爪を切り過ぎたときに起こりやすいトラブル
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爪の下の皮膚が露出してヒリヒリと痛む
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爪が皮膚に食い込みやすくなり、巻き爪に発展する
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バイ菌が入りやすくなり、赤みや腫れ、化膿を起こす
特に足の爪は靴の圧迫や歩行時の負担を受けやすいため、深爪がトラブルに直結しやすい部位です。
爪を切り過ぎてしまったときの応急対処法
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清潔にする
石けんでやさしく洗い、傷口に雑菌が入らないようにします。ゴシゴシこするのは逆効果です。 -
保湿する
洗ったあとはしっかり乾かし、必要に応じて薄く保湿剤を塗って乾燥を防ぎます。 -
圧迫を避ける
窮屈な靴やストッキングは避け、爪周りに余計な負担をかけないようにしましょう。 -
消毒・保護する
軽い傷であれば市販の消毒液を使い、必要に応じて絆創膏で保護します。 -
炎症がある場合は医療機関へ
強い痛み、赤み、膿が出ているときは皮膚科や整形外科の受診をしましょう。
巻き爪予防のための爪の切り方
再発を防ぐには「正しい爪の切り方」を知っておくことが大切です。
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爪の形はスクエアカット(四角い形)を基本にする
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爪の角を丸く落とさず、軽く残す
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深爪せず、指先より少し長さを残す
この切り方を意識するだけで、巻き爪や深爪のリスクは大幅に減らせます。
当店でできるサポート
当店では、巻き爪の補正・ケアを専門的に行っております。
また、施術を担当するのは鍼灸師資格を持つスタッフですので、冷えや血流の不調など背景にある体の状態についても、ご相談いただけます。
まとめ
爪を切り過ぎてしまったときは、
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清潔に保つ
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圧迫や刺激を避ける
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強い炎症があれば病院を受診する
ということが大切です。
何回も繰り返さないように普段から注意してみて下さいね。